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ドライアイ

ドライアイとは

涙の量が少なくなったり、涙の質や働きが悪くなったりして、目の表面のうるおいが落ちて乾燥し、黒目や白目に細かい傷がつきやすくなる状態のことです。

ドライアイの症状・セルフチェック方法

5つ以上当てはまればドライアイの可能性があります

  • 目が疲れやすい
  • 目が重たい感じがする
  • なんとなく目に不快感がある
  • 目がゴロゴロする
  • 目が痛い
  • 目が乾いた感じがする
  • 理由もなく涙がでる
  • 目がかゆい
  • 目やにが出る
  • 目が赤くなりやすい
  • 物がかすんで見える
  • 光がまぶしく感じる

ドライアイ10秒チェック

10秒間まばたきせずに目を開け続ける方法で、開けていられない場合、ドライアイを発症している可能性があります。

原因

主な原因はパソコンやスマートフォンの使用によるまばたきの減少、エアコンやコンタクトレンズの不適切使用などが考えられます。

涙の仕組み

涙は涙液層と呼ばれる3つの層(油層・水層・ムチン層)からできています。涙の大部分は水層で95%を占めますが、以下、3層がそれぞれ役目を果たし、バランスよく存在しています。

層の名前 位置 主な役割
油層 一番外側 脂が涙の蒸発を防ぎます
水層 真ん中 水分や栄養、抗菌成分を含む本体部分です
ムチン層 一番内側 涙を目の表面に均一に広げて安定させます

ドライアイの3つのタイプ

涙は涙腺から分泌される水の層と、瞼のマイボーム腺から分泌される油の層で構成されますが、ドライアイは従来の涙液減少型ドライアイと蒸発亢進型ドライアイの2つに加え、新しくBUT短縮型ドライアイが加わり、現在3つに分類されています。

涙液減少型(量的な異常)

涙の大部分を占めるのが、涙腺から分泌される水の層です。涙腺からの分泌量が減ってしまいドライアイ症状が生じます。

蒸発亢進型(質的な異常) ドライアイの約80%以上

涙の層の一番外側にマイボーム腺から分泌される油層があり、涙の蒸発を防いでいます。そのマイボーム腺の働きが落ちたり、マイボーム腺の閉塞〔マイボーム腺機能不全(MGD)〕により、油分の分泌量が減る。また、涙の層の一番内側のムチンの生産が悪くなる等して、ドライアイ症状が生じます。

BUT短縮型(新しいタイプ) ドライアイの15~20%

涙が正常に分泌されているにもかかわらず、ドライアイ症状が現れる新しいタイプのドライアイです。このタイプは、涙ではなく、目の表面側の上皮に原因があると言われており、水濡れが低下します。

BUT( Break Up Time :涙液層破壊時間)

まばたきして目を開けてから通常10秒以上は涙が目の表面を覆っていますが、BUT短縮型ドライアイは、目を開いて5秒以下で涙液層が崩れてしまいます。

治療

①点眼薬によるドライアイ治療

足りない水分を補う目薬
涙のムチンや水分分泌を促す目薬
主に痛みなどの感覚を和らげる目薬

②涙を逃がさない治療

涙点プラグ

涙の出口である涙点に小さな栓を差し込んで、涙が流れ出すのを防ぐ方法です。

③自宅でできるケア

まぶたの清拭や蒸しタオル・専用のホットアイマスクで、1回10〜15分ほど目の周りを温めます。まぶたの油が溶けて流れやすくなり、涙の蒸発を防ぐのに役立ちます。

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