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小児眼科・斜視弱視(斜視弱視外来)

当院では、乳児から小児まで、お子様の眼科診療を広く行っております。
小児の眼の病気は、自覚症状が乏しいことから、悪化するまで気付かない場合があります。 特に視力においては、発達する期間(臨界期)があり、8歳くらいまでしか育たないと言われています。その間に、遠視(屈折異常)や眼の位置ずれ(斜視)、白内障(視性遮断)などにより、視覚刺激が減った場合、視力が育たない、いわゆる弱視となってしまいます。そのため、臨界期までに良好な視力と両眼視機能を発達させることが必要なのです。

当院では、国家資格の視能訓練士による斜視弱視検査を行っており、必要に応じて、斜視弱視外来(木村久医師)に受診していただき、斜視弱視の診断・治療にあたっております。斜視弱視外来の間は、院長(神経眼科相談医)が定期的に診察してまいります。
難しい症例は、川崎医科大学附属病院(三木淳司教授)や川崎医科大学総合医療センター(長谷部 聡教授)と連携しております。

斜視弱視の検査 

視力検査

 

屈折検査(遠視・近視・乱視の程度を見る検査です)

 

両眼視機能検査(近見の立体視を見る検査です)

日常両眼視(日常に近い状態での立体視機能検査です)

 

基礎両眼視(同時視、融像、立体視、網膜対応などの評価に用います。)

 

その他、バゴリーニ線状ガラステストという方法も行うことがあります。

斜視検査(眼位検査)

  1. 視能訓練士(国家資格)によりむき眼位検査(9方向に向けた眼の位置のズレを見ます)、輻輳検査(寄り目)など行います。
  2. 定性
    ペンライトを用いて目のズレを見たり(Hirscberg法)、遮蔽試験、遮蔽-非遮蔽試験、交代遮蔽試験など片目を覆って、斜視があるかどうか、隠れた斜視がないか等をおおまか見ます。
  3. 定量

    プリズムを用いて、目の位置ずれの角度を数値化します。

  4. 眼球運動検査
    目のどの筋肉がマヒしているのかを確認したり、その程度を調べます。

    Hess赤緑検査

    その他、Maddox 二重小杆法で目の回旋を見たり、Bielschowsky頭部傾斜試験で斜筋のマヒを見ることもあります。

治療

  • 屈折異常や目の位置ずれの矯正のために、眼鏡装用を行います。
  • 片目あるいは両目の視力が上がりにくい場合に、視力の良いほうの目、あるいは交互に目を遮蔽するアイパッチ(ジョイパッチ)治療も行います。
  • 視能訓練を行うこともあります。
  • プリズム療法として、フレネル膜プリズムを眼鏡に貼ったり、眼鏡に組み込んだりして、目の位置ずれを矯正・維持したり、両眼視機能の発達を促します。物が二重に見える症状の治療にも使用します。

手術が必要な大きな目のズレや難症例は、川崎医科大学附属病院(三木淳司教授)や川崎医科大学総合医療センター(長谷部 聡教授)と連携しております。

担当医師

錦織修道(院長)

斜視弱視治療で有名であった川崎医科大学附属病院(倉敷市)において、筒井 純先生、田淵昭雄先生(歴代教授)、木村 久先生(元准教授)のもと、斜視弱視外来を経験しております。

  • 日本神経眼科学会認定神経眼科相談医 

木村 久(斜視弱視外来)

年3回 (春休み・夏休み・冬休み頃)

斜視弱視、小児眼科、神経眼科を中心に診療を行っており、斜視手術やボツリヌス療法も経験豊富です。
手術の際には、川崎医科大学附属病院(倉敷市)、川崎医科大学総合医療センター(岡山市)と連携しています。

  • 小児・成人の屈折異常や眼の位置ずれなど斜視弱視の診断・治療
  • 眼瞼痙攣に対するボトックス治療
略歴
  • 川崎医科大学卒業
  • 前・川崎医科大学眼科准教授
  • 前・川崎医療福祉大学教授
資格
  • 日本眼科学会認定眼科専門医
  • 日本神経眼科学会認定神経眼科相談医

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