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眼科一般外来
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- 眼瞼痙攣(ボトックス治療)
- 小児の視力相談
などの、眼科疾患の診療を行います。
診察室での診察所見、眼底カメラの所見は、すべてモニターで見ていただくことが可能です。
上記疾患の理解に非常に有用です。
また、必要に応じ、病診連携により、最適の医療施設をご紹介いたします。
眼鏡・コンタクトレンズ相談
ご自身に合った眼鏡やコンタクトレンズを処方いたします。
またその際に、視力の出ない原因も同時に検査させていただいております。
現在、コンタクトレンズにおいてはネット販売などもありますが、定期的な検査を受けていただくようお願いいたします。
コンタクトレンズや眼鏡をお作りになる方へ
コンタクトレンズを初めてお作りになる方は、検査や装着の練習がありますので、時間に余裕を持ってご来院いただければと思います。
また、少しでも調子が悪いと感じた時には、絶対に無理をして使い続けないようにしましょう。
眼鏡の作り直しをご希望の方は、現在使用している眼鏡を診察時にお持ちいただければと思います。
神経眼科
神経眼科は、目に係る神経の異常が原因となる病気(視神経の異常、眼球運動の異常など)を扱います。
ものが見えない、二重に見える、光って見える、目が揺れる、瞼が下がる、などの症状があります。
視力、視野、眼位、頭位、眼球運動、対光反応、眼底などから、診断します。急を要する病気もありますので、気になる症状がありましたら、早期受診をお勧めします。
白内障手術
錦織眼科医院・柳津にしきおり眼科では、年間約650例の白内障手術を実施しております。
白内障とは、目の中にある水晶体が濁ってしまう病気です。
治療としては、点眼薬もありますが、視力を上げるためには、最終的には手術が必要です。
当院では、白内障日帰り手術を実施しております。
入院をご希望される場合には、提携病院(西福山病院:当院から3分)にご入院いただけます。
手術時間は6~10分程度で、麻酔は、点眼のみの場合と、痛みに対し敏感な方はテノン嚢下麻酔を追加しております。
新たに手術顕微鏡としてTOPCON OMS-800 OFFISS®を、超音波白内障手術装置として最新鋭のAlcon コンステレーション®を導入し、これまで以上にきめ細やかで安全な白内障手術を目指しております。
眼内レンズは、①単焦点眼内レンズ、②乱視の強い方には、乱視用トーリック眼内レンズ、③遠くと近くが見える多焦点眼内レンズの3種類をご用意しております。
白内障手術
白内障手術とは、濁った水晶体を取り除き、その代わりに人工の水晶体(眼内レンズ)を挿入することです。
これによって患者さまは、視力を取り戻し、モノが見えるようになります。
緑内障治療
緑内障は、眼圧が高くなることにより、視野が狭くなったり(閉塞隅角緑内障)する病気です。
最近では、眼圧が正常であるにもかかわらず、視野が狭くなるタイプ(正常眼圧緑内障)が7割を占めます。
よって、自覚症状に乏しいことが多く、全緑内障の9割の方が眼科受診なく過ごされているとも言われております。
正常眼圧緑内障では痛みもなく、また人は一般的に両眼で見ていることから、片眼の視野の欠けに気付くことが少ないため、かなり緑内障が悪化して発見されることが多い場合があります。
早期発見が重要となるため、眼科検診されることをお勧めします。
自覚症状は進行するまで現れません
急性閉塞隅角症からくる緑内障は突然激しい眼痛・頭痛を生じますが、その他は自覚症状は進行するまで現れません。
これは一般に人は両眼で見るので、片眼の視野が欠けていてももう片方が補い認識が遅れるためです。
視野の欠損に気付く頃には、実はかなり悪化している場合が多いのです。
現在40歳以上の20人に1人が緑内障患者で、気付かずそのまま生活している潜在患者数は400万人とも言われています。
また最近では糖尿病網膜症を抜いて1番目の失明の原因となりました。
視野障害の進行イメージ※右眼(グレーの部分が視野の欠けて来ている所です)
視野障害初期
視野障害中期
視野障害末期
主な診療設備
ハンフリー視野計(静的視野計)/ゴールドマン視野計(動的視野計)
目の見える範囲とその感度を測定する装置です。
緑内障や網膜色素変性症等の眼底疾患のみならず、視神経の病気、頭蓋内の病気など神経眼科の診断にも、2種類の視野検査を使い分けています。
網膜硝子体治療・手術
木曜日午後から、錦織眼科医院に松山 茂生医師を招聘し、年間約50例の網膜硝子体手術を行っております。
新たに手術顕微鏡としてTOPCON OMS-800 OFFISS®を、網膜硝子体手術装置として最新鋭のAlcon コンステレーション®を導入し、これまで以上にきめ細やかで安全な手術を目指しております。
網膜硝子体手術とは
硝子体は眼内に満たされている時は眼球を外傷から守る役割を担いますが、年齢性変化とともに混濁し、徐々にしぼんでいきます(硝子体の老化現象)。
硝子体の老化現象は、眼内の多くの病気の直接的・間接的原因となっています。
この硝子体を取り除く手術を総称して「網膜硝子体手術」といいます。
網膜硝子体手術の適応となる疾患
- 硝子体混濁
- 硝子体出血
- 黄斑前膜
- 黄班円孔
- 黄斑浮腫
- 裂孔原性網膜剥離
- 糖尿病網膜症
- 白内障手術の合併症
など
当院の網膜硝子体手術
- 眼内に生じた病気に対して、原因の一つとなっている硝子体を切除し、疾患に応じた方法で手術を行います。
- 手術は局所麻酔で行い、ほとんどの症例で、白内障手術も同時に行います。
- 手術時間は、病状や手術方法により異なりますが、30~40分程度です。
- 当院では、通常、日帰り手術で行っておりますが、術前・術後の病状に応じて、
提携病院(西福山病院:車で3分)への入院をお願いする場合がございます。 - その他、手術内容、手術後の安静、術後の視力について、詳しくは医師にお問い合わせください。
網膜硝子体外来〔柳津にしきおり眼科〕
網膜は眼球の一番奥にある光を感じる部位で、カメラのフィルムに相当します。
網膜の障害は視機能に直接影響を及ぼし、視力が下がる、物が歪んで見える(変視症)、糸くずが飛んでいるように見える(飛蚊症)、視野が欠けるといった症状を引き起こします。
代表的な疾患として網膜裂孔や剥離、糖尿病網膜症、黄班前膜、加齢黄斑変性、中心性漿液性網膜脈絡膜症などがあり、それぞれに網膜光凝固術、抗VEGF(血管内皮増殖因子)抗体の硝子体注射などを行い治療します。
日程 | 毎週水曜日(予約制) |
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担当 | 坂田 広志 医師(元・広島大学眼科 講師) |
小児眼科・斜視・弱視
当院では、乳児から小児までお子さまの眼科診療を広く行っております。
小児の目の病気は自覚症状が乏しいことから、悪化するまで気付かない場合があります。
特に視力においては、発達する期間(臨界期)があり、8歳くらいまでしか育たないと言われています。
その間に、遠視(屈折異常)や眼の位置ずれ(斜視)、白内障(視性遮断)などにより、視覚刺激が減った場合、視力が育たない、いわゆる弱視となってしまいます。
そのため、臨界期までに良好な視力と両眼視機能を発達させることが必要なのです。
当院では、国家資格の視能訓練士による斜視弱視検査を行っており、必要に応じて錦織眼科医院(今津町)の斜視弱視外来に予約の上、共同で斜視弱視の診断・治療にあたっております。
斜視弱視外来の間は、院長が定期的に診察してまいります。
斜視外来〔錦織眼科医院〕
日程 | 令和6年12月26日(木) (次回は、春休みを予定しております。) |
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担当 | 木村 久 医師(前川崎医科大学准教授・前川崎医療福祉大学教授・神経眼科相談医) |
レーザー治療
当院では、糖尿病網膜症などの眼底出血、黄班変性症などの黄班部の病気、網膜裂孔・円孔など網膜に穴があく病気やそれによる網膜剥離に対し、TOPCON パターンスキャニングレーザー パスカル®による治療を行っております。
点眼麻酔で手術時間は数分~15分程度ですが、レーザー範囲が広い場合は何回かに分けて行います。
また、白内障手術後に眼内レンズを収めた袋が濁ることがあり(後発白内障)、それに対して、YAGレーザーも行っております。
抗VEGF薬療法
- 加齢黄班変性
- 網膜静脈閉塞症の黄班浮腫
- 糖尿病黄班浮腫
- 近視性脈絡膜新生血管症 の治療
- 加齢黄班変性
- 加齢黄班変性には大きく萎縮型と滲出型に分けられます。
そのうち、滲出型は異常な血管(脈絡膜新生血管)が脈絡膜から網膜色素上皮の下あるいは網膜と網膜色素上皮の間に侵入して網膜が障害される病気です。 - 網膜静脈閉塞症の黄班浮腫
- 網膜静脈が詰まってしまうと、静脈の圧力が増し、血流が低下します。
そのため、網膜血管で出血がおこったり、血液中の成分が網膜にもれ出します。
その結果、視力にとって最も大事な黄班にむくみが生じます(黄班浮腫)。 - 糖尿病黄班浮腫
- 糖尿病網膜症は、糖尿病による血糖の高い状態が持続する結果、網膜に張りめぐらされている細かい血管(毛細血管)が壊れることで起きる病気です。
悪化すると、視力にとって最も大事な黄班にむくみが生じます(黄班浮腫)。 - 近視性脈絡膜新生血管症
- 近視の中で、特に度数が強く、眼軸長が長いものを強度近視といいます。
強度近視では網膜が引き伸ばされ網膜と脈絡膜の境界が障害されると、新たにもろい血管が網膜の下に生えてくることがあります。
結果、網膜の下に血液や水分がたまって視野障害や視力低下の原因となります(黄班部出血、黄班浮腫)。 - 薬物治療
- 脈絡膜新生血管の発生には血管内皮増殖因子(Vascular endothelial growth factor:VEGF)が関与していると考えられています。
そのVEGF物質を抑える薬が、ルセンティス®、アイリーア®などの薬があります。
目の中の硝子体腔に4週ごとに注射する方法です。病気の種類や進行具合により、注射する回数、頻度は変わってきます。
光干渉断層計(OTC)検査
OCT検査とは、光干渉断層計を使用して、網膜の断層画像を撮影したり、緑内障の検査として、視神経乳頭周囲の神経線維層の厚み(ONH検査)や黄班部の神経節細胞複合体の厚み(GCC検査)を測定する検査です。
従来の診察や眼底検査だけではできなかった情報が得られるため、網膜疾患、黄班部病変、緑内障の診断がこれまでとは比較にならないほど正確に下せるようになり、病気の発見、治療方針の決定、治療効果の観察が効果的にできるようになっております。
OCT検査によって発見できる病気
- 糖尿病性網膜症
- 糖尿病性黄斑症
- 黄斑浮腫
- 網膜静脈閉塞症
- 加齢黄斑変性症
- 黄斑円孔
- 黄斑上膜
- 網膜前膜
- 網膜硝子体界面症候群
- 中心性漿液性脈絡網膜症
- 緑内障
セカンドオピニオン外来〔柳津にしきおり眼科〕
柳津にしきおり眼科では、眼科疾患、緑内障、白内障他あらゆる眼科疾患の診断・治療やセカンドオピニオン外来に若宮 俊二 医師を招聘しております。
多数の網膜硝子体疾患・白内障・緑内障を経験され、診断・治療に造詣が深い医師です。
他院にて治療中または治療後の方のご相談にも応じております。
日程 | 毎週火曜日午後 |
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担当 | 若宮 俊司 医師(京都大学眼科・前川崎医科大学眼科講師 日本眼科学会認定眼科専門医) |
往診診療
当院では、来院が困難な患者さまに対して、往診を行っております。
時間帯は午前診療後あるいは午後診療後、ご都合に合わせてお伺いします。
お気軽にご相談ください。