外眼部手術
麦粒腫(ばくりゅうしゅ)
ものもらい、めぼ、めいぼ、めばちこなどとも呼ばれます。
まぶたにばい菌感染を起こした状態で、膿がたまると、シコリや痛みが出ます。
| 治療 | 点眼や内服を用いますが、膿が大きい場合は、切開して膿を出します。 |
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霰粒腫(さんりゅうしゅ)
麦粒腫と似ていますが、シコリが残り続ける場合や、同じところに何度も起こる場合は、この霰粒腫が疑われます。マイボーム腺(脂分を分泌する)が詰まり、その周囲に炎症をきたしたもので、麦粒腫に比べ、シコリを押さえてもあまり痛くないのが特徴です。
| 治療 | 点眼や眼軟膏、内服を用いて、シコリを小さくしていきます。小さくなれば経過観察しますが、問題ありませんが、シコリが大きく残る場合には、手術で取り除きます。 |
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眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)
赤ちゃんから小児
下眼瞼の内反は、視力低下の原因になる場合は手術を必要とします。
通常は、12~15歳までは、徐々に内反が軽快してくるため、点眼で経過を見ることが多いです。
しかし、視力に影響するほどの内反症の場合や、上眼瞼が内反している場合は、全身麻酔での手術が必要となり、福山市民病院、川崎医科大学附属病院等に紹介させていただきます。
老人性眼瞼内反の場合
まつ毛を抜いて一時的にしのぐことできますが、根本的な治療法として、手術をお勧めしています。
眼瞼下垂(アップニーク®ミニ点眼治療)
眼瞼下垂は、上瞼が下がって目が開きにくくなる状態をいいます。
上まぶたを上げる筋肉の力が伝わりにくくなるもの【腱膜性(けんまくせい)眼瞼下垂】に対しては、アップニーク®ミニ点眼治療を行います。
詳しくは、眼瞼下垂(アップニーク®ミニ点眼治療)ページへ
手術療法としては、余った皮膚を切除するだけの手術(上眼瞼形成術)や上まぶたの筋肉を糸で縫い合わせて短縮する方法(ミュラー筋タッキング)、上まぶたの筋肉を短く切って、筋力を回復させる方法(挙筋短縮術)があります。
重症の場合、眼瞼形成に強みを持つ太田形成外科クリニック(福山市花園町)や梅田形成皮膚クリニック(福山市東深津町)にご紹介いたします。
眼瞼(がんけん)けいれん
まぶたがピクピクけいれんをおこす病気です。
重症化すると、まぶたを開けることも難しくなり、歩くことも難しくなります。
初期はしょぼしょぼし感も多く、ドライアイ症状と似ています。
| 治療 | ボツリヌス治療要薬剤(ボトックス)をまぶたの周囲に注射します(予約制)。 効果は3か月から6か月持続し、再発時には、注射を追加する必要があります。 |
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甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
甲状腺とは、首の前面にあるホルモン分泌器官であり、
遺伝やストレス、喫煙などにより甲状腺ホルモンの分泌が亢進すると、
いわゆるバセドウ病になります。女性が76%と多い報告があり、進行すると、眼球突出、頻脈、首が腫れる、などの症状を発症し、生活に支障をきたすため、治療を必要とします。
機能亢進(バセドウ病)が80~90%を占めますが、残り10%は機能正常あるいは低下(橋本病)でも眼科的に同様の症状をきたすことがあります
眼科における治療
眼球の後ろ(眼窩)またはその周囲の炎症により、眼球突出やまぶたの後退・腫れ、結膜の発赤や充血、斜視などといった症状があらわれるため、まずはMRIやCTにて、眼球の後ろの炎症の状態を把握します。炎症の状態や目の症状の進行具合から甲状腺眼症の進行度を把握し、それをもとに、適切な治療のご提案をいたします。
当院で行える治療は、トリアムシロノン(ステロイド)のテノン嚢下注射ですが、より重症な症例には、ステロイドパルス療法や放射線治療、最新治療として、テプロツムマブ(テッペーザ®)の点滴治療を行う必要があります。この場合は、川崎医科大学附属病院神経眼科外来(三木淳司教授)へご紹介いたします。
当クリニック院長および斜視弱視外来担当 木村久医師は神経眼科相談医の資格を有しておりますので、甲状腺眼症でお困りの方はご相談いただけると幸いです。
木村 久(斜視弱視外来)
年3回 春休み・夏休み・冬休み頃)
斜視弱視、小児眼科、神経眼科を中心に診療を行っており、斜視手術やボツリヌス療法も経験豊富です。
手術の際には、川崎医科大学附属病院(倉敷市)、川崎医科大学総合医療センター(岡山市)と連携しています。
- 小児・成人の屈折異常や眼の位置ずれなど斜視弱視の診断・治療
- 眼瞼痙攣に対するボトックス治療
略歴
- 川崎医科大学卒業
- 前・川崎医科大学眼科准教授
- 前・川崎医療福祉大学教授
資格
- 日本眼科学会認定眼科専門医
- 日本神経眼科学会認定神経眼科相談医
